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昔と今の老人ホーム

昔の老人ホームは
・寝たきり
・トイレもいけない
・ご飯も流動食系
・意識が薄い
・認知症重度

などこんな感じのいわゆる家で看てきたけどどうしても無理で最後の最後に老人ホームに預けるという選択だったと思う。私の幼少期にも祖母の介護をする母を見てきた。我が家は祖母の認知症(昔はアルツハイマー病)と言われていたけど。祖父が癌を患って自宅療養をしていた。母は一人で2人を見ながら子供の世話と父の世話をしていた。父は昔の人で介護や子育てに関与する人ではなかったので母は一人でいつもバタバタしていた。
祖母のおむつを替えたり認知症なので徘徊しない様にいつも見張りながら祖父の世話をして一瞬の間に私たちのご飯の準備などをして幼いながらにも手品師になれるのではないかといつも思っていた。
子供ながらにどうして一人で介護をしているのかはわからなかったけどそれが結婚してゆくゆくの役目なんだと自然に思っていた。
そうすると祖母が亡くなり。祖父も他界すると母は楽になるけど今度母が介護が必要になったら誰が見るの?とふと疑問に思った。私は女2人姉妹で結婚すると外に出て旦那さんの方の家庭に入ることになる。そうすると母と父は誰が看るの?と思い妹に話をしてみた。
妹は楽観的でその時に考えたらいいじゃない?との意見だった。まあ早くから考えてもどうなるかわからない事も確かだしと私もそれ以来忘れていた。
私も妹も大学進学し県外に出ていた。父も定年を迎え夫婦2人でのんびりやっているのかと思っていた。ある日大学が夏休みになるので妹と合わせて帰省したら驚くことになっていた。
父と母は家庭内別居で何カ月もまともに会話すらしていないんだそう。ご飯は母が作るけど別々の部屋で食べ父は自分の食器を洗うのだそう。父にしては進歩だけど母の変わりように違和感を覚えた。祖父や祖母の介護をしている時はニコニコして父とも少ない時間の中でも会話のしていたし私たちの前でも元気でニコニコしている母だった。今は笑顔もなく表情自体薄いように思う。
これが老いなのか母にも介護が必要になってきたのかこれらか検査をしていき本格的に家族での話し合いが必要になってきたのは明らかだ。きらケア 求人